iPod touchにウィキペディアがインストールできるらしい。ということで、以下はMacでそれに挑戦したある人物(もしかしたら私)が、いろいろ行き詰まったために今後、忘れないように残した備忘録。または都市伝説。
注意!! この記事を参考にして、たとえ貴方のMacやiPod touchが故障しても、誰も面倒は見てくれません。当然、私は貴方の面倒は見ません。質問にもお答え出来ません。そこまでのスキルは私にはありませんのであしからず。
【必要なもの】
Mac(ウチはIntelMac)空き容量は10GBくらい
MacOSXのDVD-ROM(Xcode未インストールのとき)
iPod touch
無線LANルータ
【必要な環境】
インターネット回線
無線LAN(MacとiPod touch接続用)
MacとiPod touchの両方とも、無線LANを使ってインターネット接続(もちろん同じLAN内)
【始める前に】
ウィキペディアのxmlデータ(ダンプデータというらしい)はダウンロードにめちゃめちゃ時間がかかるので、先に始めておいた方がベターかも。
ここからlatestを選んで、jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2をダウンロード(時間がかかります)。
【脱獄編】
まず、好きな方法でiPod touchを脱獄させます。
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ワンタッチで楽々脱獄。
メリット めちゃ簡単。
デメリット iPhoneアプリは別途用意。
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iJailbreakを使って脱獄。
メリット 簡単。かつ、純正iPhoneアプリのインストールができる。
デメリット たまに失敗するらしい。
これに関してはここで説明するまでもないはず。それほど難しくはないのでがんばってやります。たぶん、2008年2月には手法が変わってるはずなので、追記しません。
【必要なアプリのダウンロード】
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Cyberduck(MacからiPod touchへSSH接続するのに要る。本来はFTPソフト)
- iDic(EPWING形式の辞書を読み込むのに必要なiPod touch用辞書アプリ)
- Freepwing(テキストデータなどをEPWING形式に変換するLinuxアプリ)
- ウィキペディアをFreepwingで変換するためのツール(FreepwingだけではxmlをEPWING化出来ない)
【辞書アプリiDicインストール編(他のiPod touch用アプリも基本は一緒)】
- CyberduckをMacにインストール。
- iPod touchの「設定>Wi-Fi>接続してるルータ」でIPアドレスを確認。
- Cyberduckを立ち上げる。
- ブックマークを追加。ニックネームは適当。プロトコルはSFTP。サーバーIPは2.で調べたやつ。ユーザ名はroot。
- ブクマをダブルクリックで接続開始。パスはalpine。iPod touchはロック解除しておいた方がいいかも。最初の接続は割と時間がかかる。
- iPod touch内の/private/var/rootに接続。
- 一番上の階層に上がる。
- Applicationsをダブルクリック。中にiDicを放り込む。
- iPod touchを再起動(上のボタン長押し>電源オフスライド>再度上のボタン長押し>リンゴマークが出たらOK)。以上。
【ウィキペディア日本語版EPWING化編】
Xcodeをインストールしていない場合は、MacOSXのDVD-ROMからインストールしておきましょう。gccとGNU makeは絶対必要。
- Freepwingのソースコードをダブルクリックでデスクトップに展開(邪道。Linuxが判る人ならtarコマンド使っても良い)。
- ターミナルを立ち上げ。
- cdコマンドで展開したFreepwingのフォルダへ行く。
具体的には… c,d,spaceとタイプ>デスクトップから該当フォルダをターミナルへドラッグ&ドロップ>returnで行ける。
$ cd ■←ここにフォルダをD&D
- ./configureとタイプしてreturn。Freepwingのインストールに必要なファイルが配置される。ここでエラーが出る場合はXcodeをインストールし直す。
$ ./configure
- makeとタイプしてreturn。makeが失敗したらXcodeを確認して4.からやり直し。make[1]: Nothing to be done for `all-am'.というエラーが出るけど、必要なファイルがmakeされてれば無視(邪道)。
$ make
- make installとタイプしてreturn。ここで「mkdir: ????????: Permission denied(パーミッションのせいでディレクトリが作れません?)」的な内容が英語で出た場合(うろ覚え)、フォルダのパーミッションを一時的に書き込み可にする。必ず後で元に戻す。
make[2]: Nothing to be done for `install-exec-am'.とか言われても必要なファイルがインストールされればOK(邪道)。
※追記。今思えば「make install」がダメなら「sudo make install」でイケたんじゃ?と思います。試してないので何とも。sudoを使うなら、Netinfoマネージャにルートユーザを登録しておく必要があります。そんで、パスワード入力にせがまれます。
$ make install
ダメなら
$ sudo make install
- 以上の作業はfpwmakeというコマンドをLinuxで使えるようにするため。だけど、普通にインストールすると/usr/local/bin/にfpwmakeが入ってしまう。こいつを/usr/bin/にコピー。パーミッション変えれば置ける。でも必ず元に戻す。
※追記。ここも「sudo cp」コマンドが使えるなら、その方が断然早い。
- 7. 変換ツール(wikipedia-fpw-********.tar.gz)をダブルクリックしてデスクトップに解凍。
※Safariの設定によっては自動解凍してるかも。
- ウィキペディアからDLしたダンプデータをダブルクリックしてデスクトップに解凍(同上)。
- 出来上がったダンプデータを「wikipedia.xml」にリネーム。
- 9.をwikipedia-fpw-********のフォルダへ放り込む。
- ターミナルからcdコマンドでwikipedia-fpw-********フォルダへGO。
$ cd ←ここにフォルダをD&D
- fpwmakeでreturn。fpwmakeなんてコマンドねぇよ!と言われたら、Finderの移動から/usr/bin/にfpwmakeが居るか確認。いなけりゃ6.に戻る。
$ fpwmake
- 12.で成功したら、ずらずら〜〜っと項目テキストが出て変換が始まる。時間がかかるので、部屋を暖かくして仮眠。
- 変換作業が終わるまでひたすら待つ。MacbookProのCore2Duoで3時間くらいかかる。途中でdoneとか出ても無視。それはそこの作業が終わったに過ぎないので、ちゃんとコマンド入力スタンバイになるまで我慢して待つ。
- 完全に終わったら、wikipedia-fpw-********の中にhonmonというファイルが1.33GBくらいで出来てるはず(2007年10月現在)。
- fpwmake installとタイプしてreturn。ちょっと時間がかかる。/usr/local/share/dict/の中にWIKIIPというフォルダが出来たはず。それをデスクトップへ移動。
※追記。ここで「fpwmake package」を使うとwikipedia-fpw-********内にzipファイルが出来てラッキー!と思ったのもつかの間、何故かiDicで読み込みできないcatalogsファイルが出来てしまうので、やはり無難に「fpwmake install」しましょう。
※さらに追記。ここもパーミッションの問題が出るので、sudo make installの方が確実みたい。
$ fpwmake install
ダメなら
$ sudo fpwmake install
- 以上で終了。でもサイズがデカいので、出来ればDicCompressorJ
というアプリで圧縮。これの使い方はDL先のサイトが詳しい。レベルが高いと何故か読み込まないときがあるので、いちおうレベル1で圧縮。出来たフォルダは693MBでした。
【ウィキペディア日本語版インストール編】
- CyberduckでiPod touchに接続。
- Mediaフォルダの中にDicというフォルダを作って、さっきの圧縮したファイルをフォルダごと転送。かなり時間がかかるので、iPod touchはMacに繋いで充電しながらやらないとダメ。
- 転送が終わったら完了。もし、iDicを立ち上げている場合は、アプリを再起動でOK。たくさんの「ひらめ」が現れたら成功です。